炎罪 鏑木蓮 (講談社) 京都を舞台に女性刑事が活躍するシリーズの第二弾。警察小説であることはあまり意識せず、きれいでしっとりした印象の装幀にしたいというオーダー。 京都の路地の写真をベースに、神秘的なろうそくの炎を重ねることで事件の不穏さを。タイトル・著者名の書体や見せ方も奇を衒わず、繊細で美しく見えることを重視。