竜のグリオールに絵を描いた男 ルーシャス・シェパード 著/内田昌之 訳 (竹書房) 装画は日田慶治さん。 表4まで使って大きな竜を描く装幀にしたい、というオーダー。常軌を逸したサイズである巨大な竜のスケール感を、どうやって面積の狭い文庫のカバーで表現するかが課題に。 日田さんとのお打ち合わせでは、某怪獣の模型を使いながら竜の口を開けたときの見え方を角度を変えつつ確認。結果、ぜひ帯を外して1枚絵として広げてご覧いただきたい、ど迫力の装画が完成しました。絵の魅力を最大限生かしたレイアウトが採用に。