装画(三次元イラストレーション)は三浦均さん、撮影は二塚一徹さん。
単行本、ノベルスに続いて装幀を担当。結果的に、3冊ともまったく違うデザインとなりました。
文庫では島田先生のご希望を受け、「霊気漂う墓場としての屋上」をビジュアル化。事件現場となる屋上の様子を取り入れながら、構図やモチーフを検討しました。十字架のようにも見える道のせいか、看板の男は磔られている姿のようにも感じられます。
正統派のミステリーらしい装画を受け、デザインも奇を衒わず、スタンダードな強さを追求。
koichi sakano,welle design 2012