装画はサイトウユウスケさん。
Amazon primeでのドラマ化が話題の作品。
「ハルマゲドン」というシリアスになりがちなテーマを扱っているのに、全体に漂うどこかコミカルな雰囲気が作品の魅力と考え、そこを掬い上げるような装幀にできないか検討。サイトウユウスケさんが、重厚感とユニークさを絶妙なところで共存させてくださいました。
キャラが立っている二人の天使と悪魔を上下巻それぞれに配置して対比。物語の鍵を握る少年が2冊にまたがるようにセンターにいるのも、意味ありげです。彼らを取り巻く不穏なアイテムがなんなのかは、ぜひ本文を読んでご確認ください。