クメールの瞳 斉藤詠一 (講談社) 装画はケッソクヒデキさん。 王道かつスケールの大きな冒険ミステリー小説というのが一目でわかる装幀を目指すことに。 主人公たちを翻弄するクメールの秘宝「カーラの瞳」をメインモチーフに。中央の水晶部には、作中の様々な光景が映し出されています。袖から袖まで遺跡のレリーフを描きこんでいただいたことで、本自体が石板のような仕上がりに。 タイトルは白抜きとして、王道感・重厚感のあるエンタメ作品らしいデザインを目指しました。