装画は加藤木麻莉さん。
舞台は霧深いヴィクトリア朝のロンドン。諮問探偵ジャスパーとその相棒ミス・レーンが、霊能者が次々と失踪する怪事件に迫る。
加藤木さんには、上下巻を横断的に使う装画をリクエスト。それに伴い、タイトル処理も上下巻を跨ぐものに。タイトルの強さを確保できるレイアウトとなりました。
主人公たちの相棒感をどう見せるかを検討した結果、オパールのフレームにおさめて、上下巻に分けて堂々と並び立たせることに。
装画の下部には、霧の街・ロンドンと物語のキーとなるモチーフを妖しく美しく描いていただきました。
このイメージは、カバーの表4や本文デザインにも流用。物語世界への没入感を手助けしてくれます。
ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス・歴史