ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス

二人の推理は夢見がち

青柳碧人 (光文社)

装画は宮崎ひかりさん。
祖父の急死に疑問を抱いた早紀は、「物」の記憶を夢に見る特殊能力を持つ青年・司と協力し、事件を再調査しようとするが──?
単行本に続いて装幀を担当。装画も引き続き宮崎さんにご依頼しました。
シリーズ2ヶ月連続刊行ということで、装画も2冊を並べると絵が完成する構成に。
単行本の際は作中のアイテムを細かく配置していただいたのですが、版面が小さくなる文庫化にあたっては、新たに物語のキーとなる腹話術人形を抱く早紀の姿を描き下ろしていただきました。手の中の鎖の正体は、次巻『未来を、11秒だけ』でご確認ください。
デザインは、余白をうまく用いて余韻を残しながら、文字の可読性を重視するスタイルでまとめています。