装画は石黒正数さん。
すべての短編に叙述トリックが含まれていることを宣言し刊行された、本格ミステリ界の旗手が仕掛ける前代未聞の読者への挑戦状！
デザインは単行本のものを踏襲。本自体が「読者への挑戦状」となることを目指し、帯を動かすことで変化が起きる騙し絵のような装幀を考案しました。
よく使われる人物や年齢の取り違いといった叙述トリックからヒントを得つつ見せ方を検討し、アイディアを石黒さんに共有。最終的に何を描いていただくかはお任せしました。
タイトルまわりのデザインも、帯をずらすことを意識したものに。
なんとタイガのロゴも特別製！ ぜひ帯を上下動させて、エキサイティングなアハ体験を味わってみてください。

※例外的に帯付きの書影を最初にご紹介しています。