装画はLOWRISEさん。
思い出してはいけないモノ、撮ってはいけない写真、曲がってはいけないY字路……怖いのに止められない、13の恐怖と怪異の物語。
単行本に続いて装幀を担当。親本では「ホラー」であることを強く意識し、装画も全力で怖い方向に振っていただきましたが、文庫では怖さは少し控えめにして、装幀で間口を広げることを意識しています。
『そこにいるのに』というタイトルを想起させるような装画を目指すことに。舞台設定で怖さをコントロールすることを狙って「逢魔時のY字路に立つ女性、背後に何かがいる恐怖」というシチュエーションを設定し、LOWRISEさんにご依頼。美しさと恐怖の共存した絵を仕上げていただきました。
実は目次にある仕掛けが。
ジャンル|イラスト・ホラー