刑事の慟哭 下村敦史 (双葉社) 組織に楯突き、厄介者として不遇の時を過ごす刑事・田丸。管内で起きた2つの殺人に共通点を見出した彼は、独自の捜査で犯人に迫るが……。 警察小説感とエンタメ感の両立した装幀にしたい、というオーダー。雨が似合う刑事が主人公ということで、雨の中立ち尽くす哀愁漂う姿をメインビジュアルに。 タイトルは王道感を出すため、白抜きで大きく打ち出しました。帯と揃えた赤がワンポイントに。