ジャンル|イラスト・時代

雲雀の太刀 公家武者信平(十一)

佐々木裕一 (講談社)

装画はMinoruさん。

巨悪、顕現す。
江戸幕府転覆を企図する仇敵・銭才の狙いが朝廷にあることを見定めた信平は、陰陽師に先帝の子の居場所を探るよう命じるが……。

物語の重要な巻ということで、壮大さのある構図で見せたい、というオーダー。炎上する六角堂を背景としつつ太刀を構える信平という、迫力ある構図をご提案いただきました。
タイトルと絵の太刀が呼応する関係性が明快で、全体にさらなる魅力を与えています。