芭蕉は美しい日本語の世界に遊ぶ楽しみを私に教えてくれた。
作家・加賀乙彦が魅了された、十七文字の日本語の美。
その美しさがどのように生まれたのかを、芭蕉の句を味わいながら辿る一冊。
単行本に続いて装幀を担当。
加賀先生のリクエストで、文庫でも単行本の装幀を踏襲することに。
飄々とした芭蕉の肖像を使うことで柔らかさを出しつつ、
芭蕉が大切にしたという軽み・シンプルさのある装幀を目指しました。
本文レイアウトも担当しています。
koichi sakano,welle design 2012