装画はAdam Martinakisさん。
ある日、一人の少女が夢遊病のような症状で歩き始めた。少女の歩く先々で奇妙な症状は広がって行き、ついには感染症が疑われ始めるが……。
未知の感染症によるパンデミックが主題の本作。ウイルスのイメージを視覚的に見せる案も検討しましたが、議論の結果Adam Martinakisさんの作品を借りたデザインが採用に。
絡みあう手足はウイルス、夢遊病者、AIによるバーチャル世界など、さまざまなイメージを想起させます。
上下巻の2冊を繋げると、ビジュアルとデザインの全貌が浮かび上がる仕掛け。タイトルや著者名、帯のネームなど、極力対称的な配置としています。
ジャンル|イラスト・SF・ファンタジー