装画は草野碧さん。
不思議な力を持つ新米刑事・遥は、こちら側とあちら側の境にある黄昏派出所に迷い込む。遥は「道案内」と名乗る巡査の力を借り、事件解決に奔走するが──。
警察小説とダークロマンの要素を併せ持つ作品。ファンタジー的な雰囲気もありつつ警察小説らしい装幀を目指すことにし、草野碧さんに装画をご依頼。「黄昏派出所」の名にふさわしい、オレンジが印象的な絵を仕上げていただきました。舞い落ちる黒い羽が事件の不穏さを予感させます。
レイアウトは、イラストと文字要素が良い関係を保ちつつ、タイトルが浮き立つように効くことを意識。
帯はネームを斜めに配置して、勢いとテンポの良さを演出。
目次・章扉のデザインも担当しています。装画を使わせていただき、物語の入り口に吸い込まれるような余韻のあるレイアウトとしました。
ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス・警察・SF・ファンタジー