ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス・警察

見習医ワトソンの追究

鏑木蓮 (講談社)

装画は浦上和久さん。

人の命は、命がけで守る値打ちがある。
刺されたものの一命を取り留めたはずの女性が、容態急変で死亡した。死因は刺し傷か、医療ミスか、未知の感染症か……。気弱な医師と勝気な女性刑事は、協力して真相究明に乗り出す。

浦上さんには、男性医師と女性刑事をメインに、バディもの感のある装画を描いてほしいとオーダー。二人が捜査している事件現場の空中にウイルスが浮いている様子を見せることで、医療&警察物であることがひと目でわかる装幀に。
エンタメ感のあるデザインを意識。白抜きとして、画面から強く浮き上がるように。
帯にも装画を敷いて、カバーと地続きで絵を見せられるようにしています。
本文付き物のレイアウトも担当。あえて文字だけでの構成とし、クールかつ知的な印象で仕上げました。