ジャンル|イラスト・時代

万波を翔る

木内昇 (集英社)

装画は影山徹さん。

先を見通せ。広く見渡せ。
開国に揺れる幕末、異国の対応にあたる外国局のお役目を引き受けた旗本の次男坊。癖の強い上司の下で外交の手ほどきを受けた若者は、前例のないお役目に翻弄されながらも成長していく──。

「時代小説」らしさを担保しながら、作品の持つ熱や勢いを出すにはどういう装幀がいいのかを検討。影山徹さんに躍動感あふれる主人公の姿を、幕末の錦絵のような風情で描いていただきました。
目次など本文付き物のレイアウトも担当。青海波を使った和の要素強めのデザインに。