小説がフィクションであるとはどういうことか。欧米の主要な理論的アプローチを概観しながら日本独自の「フィクショナリティ」を照射し、近現代小説の新たな読みを提案する。
いい意味で教科書・研究書らしくない攻めたデザインにしてほしい、というオーダー。「fictionality」の文字をさまざまに展開させて図像っぽく見せたビジュアルを背景に敷くことに。タイトルにも入っていて、本書のテーマ・キーワードである言葉を全面に押し出す形のデザインとなりました。
表紙や別丁扉にもカバーと同じビジュアルを採用。