装画は斎賀時人さん。
ぼくは本当に霊獣の仔なのだろうか……。
蛟の子・翠鱗が聖王と定めた男・苻堅が華北を統一しても、翠鱗の霊格は上がらない。さらに、聖王のみが放つと思われていた光暈を持つ人間がほかにも現れ、翠鱗は迷い始め──。
下巻では、玉座に座る苻堅と、彼を見守る翠鱗の姿を描いていただきました。上巻同様、テーマカラーとして明るい緑や青を設定。タイトルや帯にはオレンジを当てて、画面から引き立つように。
人物紹介ページのデザインも担当。こちらのキャラクターも、斎賀時人さんの描き下ろしです。