装画は鈴木康士さん。
京都の名門高校で、またしても繰り返される殺人事件。
化石を愛するポンコツお嬢様・まりあの名推理は、今日もお目付役の彰に握り潰されていた。ところが、新入生の存在が二人の関係に変化をもたらし……。
本書の刊行に合わせ、シリーズ一作目『化石少女』文庫の装幀もリニューアル。2冊の装画を、連載時から挿絵を担当いただいている鈴木さんの絵で揃える、ということに。
主人公まりあをメインに、背景にはあまり描きこまないシンプルな構図をリクエスト。化石を愛するまりあがと恐竜たちを組み合わせる案をご提案いただきました。
デザインの方針も文庫と統一。装画の魅力を最大限活かすべく、タイトルなどは踊るようなレイアウトに。
帯にも絵を載せて、まりあの全身像が見えるようなデザインを採用。一方、黒地とすることでカバーとははっきり切り替えて、しっかりネームを読ませることを目指しました。
目次のデザインも担当。カバーデザインのイメージをフィードバックしたレイアウトに。
ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス・青春・学園