警視庁内で不自然に頻発する違法行為は、「亡者」の仕業なのか。刑事・富野は鬼龍ら術者の力を借り、警察転覆を企む黒幕の正体に迫る──!
警察小説であることがわかりつつ、本書の魅力で特徴でもある呪術的な要素を取り入れたデザインにしたい、というオーダー。作品内でポイントの一つとなる警視庁庁舎を上から見た写真に結界を想起させるラインワークと水の要素を絡めて、どこか妖しい雰囲気を演出。
太い明町を大きく使って、どっしりした印象のデザインでまとめました。
koichi sakano,welle design 2012