装画はmuttiyさん。
川崎の宿場町で妖怪・火車が次々と人を焼き殺すという怪異が発生。
そこには若く美しい女の悲しい物語が秘められていた。
憑きもの落とし・浮雲と薬の行商・土方歳三の活躍を描く幕末ホラーミステリ。
神永先生の
「これまでの著書でやっていないことをやりたい」
「和をテーマに、今までにないものを作りたい」
というご希望を受け、装画に墨絵を採用することに。
デザインフォーマットを作るなど「型に嵌める」ことは避け、
muttiyさんにも完全に自由にお描きいただけるようご依頼しました。
1巻目となる本作では、浮雲や土方といった主要登場人物ではなく、
本作にのみ登場するお華を取り上げることに。
吐き出された炎の形の彼岸花が印象的。
タイトルは、装画の躍動感に合わせたレイアウトに。
落款のようなスタンプをアクセントとして配置しました。
目次や扉など、本文付き物のデザインも担当。
ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス・時代・ホラー