ジャンル|写真/コラージュ・ノンフィクション・ビジネス・経済

サミュエルソンかフリードマンか 経済の自由をめぐる相克

ニコラス・ワプショット 著・藤井清美 訳 (早川書房)

その論争には、次の五〇年の経済理論の方向とアメリカの未来がかかっていた──。
20世紀を代表する二人のアメリカ人ノーベル経済学受賞者。
多くの共通点を持ちながらも対照的な学説を掲げた二人の人生を、
経済思想史・米国史の大きな流れと絡めて描く。

伝記+経済思想史というやや硬めの内容を反映した、
オーセンティックな装幀にしたいというオーダー。
二人の経済学者の写真を使用し、対比が明確にわかるデザインに。
写真の質感に差が生じないようにあえてモノクロ化・スクリーントーン化して見栄えを揃え、
印刷はスミと金の2色として知的な印象で仕上げました。