自由が欲しいと思わない?
閉鎖的で同調圧力に満ちた過疎の村で、結婚を間近に控える希子。見せかけの幸せで平穏な日々は、「外」からやってきた女性の不審な死をきっかけに崩れていく……。
単行本に続き装幀を担当。桜を印象的に見せた装幀は単行本を踏襲。タイトルの配置などは、文庫の版面に合わせて若干のアレンジをしています。美しくも毒々しいピンクの花びらが、不穏さを漂わせるビジュアルです。
帯では「女の逆転劇」というキャッチを目立たせるデザイン案が採用に。
koichi sakano,welle design 2012