装画は矢野恵司さん。
新しいご馳走の発見は、人類の幸福にとって天体の発見以上のものである
大蔵省の余った予算を使いきるため、「相対的景気調査官」に任命された男。日本全国のあらゆる店に足を運んで食事をし、現場の匂いをつかんで景気の”実感”をレポートすることが仕事だというが……?!
とにもかくにもおいしそう!な装幀を目指すことに。作中冒頭で登場するタコ焼きを、インパクト特大の形で描いていただきました。タイトルの「天体」感も強く意識しています。
デザインは、正統派かつ上品な印象の案が採用に。ファビュラスな一冊になりました。