ジャンル|イラスト・ホラー

潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

原浩 一穂ミチ 阿泉来堂 小野不由美 澤村伊智 鈴木光司 (KADOKAWA)

装画はさん。

『リング』の幻の続編、近付く死神の声、村を陰から支配する怪異……。当代きってのホラーの名手たちが一堂に会した、厳選恐怖小説集。

史上最も豪華な執筆陣に「最高の恐怖」をテーマに執筆を依頼した、角川ホラー文庫渾身のアンソロジー。執筆陣のお名前と「最恐」「書き下ろし」を目立たせた装幀にしたい、というオーダー。よって、先割りでレイアウトを固めてから装画をご依頼する、という流れを踏むことに。フォントやレーベル帯の色、背景にノイズを加えるかなど、何度もご相談を繰り返してフォーマットを確定。
全3巻が刊行予定ということで、装画のテーマは「頭が割れる」で揃えつつ、イラストレーターさんは巻ごとに変更することをご提案。テーマカラーもあらかじめ確定させたうえで、ご依頼を進めました。
「潰える」は黄色をテーマカラーとし、潰れた頭がグレープフルーツになっている子鹿を、紀さんに描き下ろしていただきました。ブリキのおもちゃなのになぜか頭は……という違和感に惹きつけられます。