装画はぱいせんさん。
詩仙・李白が任された仕事は、韻を踏んで発言しないと災厄が降りかかる都市・長安をおとなしくさせる、というものだった──。
中国唐代を舞台としたSF作品8編を集めた、奇想に満ちた短編集。
表題作をイメージした装画にしたいというオーダーを受け、作品のファンキーさ、尖った部分を表現したく、ぱいせんさんに装画をご依頼。「李白」「ラップ」「長安」という要素を中心に、物語の悪夢のような雰囲気を平面的に描き出す構図をご提案いただきました。表題作以外のアンソロジー収録作の要素も、こっそり登場しています。
デザインはポップな方向に振り切りました。装画に負けないインパクトを求め、ポップなゴシックを白抜きに。
帯はカバーと共刷りとし、装画を敷くデザインに。まさに「大暴れ」感のある一冊となりました。
ジャンル|イラスト・SF・ファンタジー