バブル期世代の女性ホームレスが、氷河期世代の中年男に殺害された。この事件は本当に「時代を象徴する悲劇」なのか。
さっちゃんはあなた/わたしだったかもしれない……。
親本とは雰囲気を変えたい、というオーダー。①ノンフィクションぽい装幀 ②イヤミスぽい装幀 ③モキュメンタリー的装幀の3つの路線で見せ方を検討した末、さっちゃんが殺された事件現場を想起させる「ベンチ」の写真を使う案が採用に。①と③を組み合わせたような装幀となりました。
「死」を強調するような文字置きで、不穏さを演出。
目次など、本文付き物のデザインも担当。地に紙がよれたようなエフェクトを敷き、微かな違和感を。
ジャンル|ミステリー・サスペンス・写真/コラージュ