ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス

アルツ村 閉ざされた楽園

南杏子 (講談社)

装画は宮坂猛さん。

ここは、高齢者の理想郷か、棄てられた者が集まる姨捨村か?
DVから逃げ出した母子が辿り着いたのは、老人が身を寄せ合って暮らす村だった。出口のない謎の村の恐ろしい正体とは──?

「ミステリー性」を強調した装幀にしたい、というオーダー。「メディカル・サスペンス」「閉塞感」をキーワードに、違和感を感じる謎の村から脱出を試みる、という設定でビジュアルを検討。檻のようにも見える鉄柵のシルエットが画面のアクセントに。