装画ははむメロンさん。

わたし、色恋案件病的に得意なんで。
アンチ恋愛の探偵・小石は、不倫調査のエキスパート。色恋案件に飽き飽きし推理が必要な難事件を求める小石だが、自覚していない秘密があり……。

主人公・小石の姿（顔）を大きく見せつつ、王道のミステリ小説らしい仕立てにしたい、というオーダー。「恋」のイメージを装幀で出すことは避け、背景は小石の脳内インスピレーション的な抽象的な表現で仕上げていただきました。
実はカバー裏面には、小石の助手である蓮杖のビジュアルも掲載。リバーシブルジャケットとなっております。
オーソドックスでクラシックな、ミステリの王道らしいデザインに。
帯には推薦コメントをたくさんいただく予定とうかがい、長帯をご提案。罫線を使う、地に白を敷くなどして情報を切り分けることで可読性を高め、情報量の多いテキストがすっと目に飛び込んでくるようにしています。