装画は中村佑介さん。
黒髪の乙女にひそかに想いを寄せる先輩は、京都のいたるところで彼女の姿を追い求めた。二人を待ち受ける珍事件の数々、そして運命の大転回。新時代のとびらを開く、恋愛ファンタジーの大傑作。
2025年に刊行20周年を迎えたことを記念して刊行された愛蔵版。金箔押し・函入りの豪華仕様で、『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』の2作同時発売。
文庫版で使用された中村佑介さんの装画を線画にする形で採用。函をスライドさせると、絵の全貌が現われるという仕掛けが。
背のデザインにもこだわって進めました。なんとタイトルにも森見さんのお名前にも箔押し。函も本表紙もキラキラしております。
最初に、2作にそれぞれのテーマカラーを設定し、背景にはその色を色ベタとして敷いています。紙はコート紙ですが、加工を施すことで、クラフト紙に刷ったような質感に。表面加工にはJスクラッチマットを採用し、愛蔵版らしい高級感と物理的な強度を両立させています。
小口には、装画の要素を抜き出してちりばめています。こちらは4Cで、たいへんキュートな仕上がり。2冊並べたときに統一感が出るような配置としました。花布の色とのマッチングも美しいです。
見返しや別丁扉にも装画の要素を使わせていただき、キュートに仕上げました。
本文フォーマットの作成も担当。本文の刷り色もテーマカラーに合わせた設定に。


















