造形は遠藤大樹さん。
日露戦争の足音が聞こえる、明治30年代後半。坂の上にある書楼弔堂には、迷えるものたちが己の一冊を求め“探書”に訪れる。
「扠、本日はどのようなご本をご所望でしょう──」
シリーズ三作目となる本作では、弔堂の内観を見せることに(既刊二作では、外観をお見せしていました)。入り口から店内を見た様子を、二列に並ぶ蝋燭が照らす光景をカバービジュアルとすることを念頭に、造形物の作成を依頼しました。本棚に収められた本の一冊にいたるまで、こだわってご作成いただいております。
口絵や、目次などの本文付き物のデザインも担当。

