ジャンル|イラスト・ホラー

ぬひんさまの塔

綿原芹 (KADOKAWA)

装画はいとうあつきさん。

憧れのタワマンには、奇妙で理不尽な管理規約があった。
「当番制で朝晩ぬひんさまにお参りすること」
しかし、守ってくれるはずの神は、住民たちに牙を剥き──。

タワマンと人を組み合わせる形で装画を描いていただきたい、とオーダー。一面はきれいな建物、しかし反対側は建物が溶けていくドロドロした表現とし、タワマンの二面性を描いていただきました。屋上には大きな羽を持つ何者かが。緑~黄色を基調とした色彩で、不気味さも演出。
帯にはマンションの異常なルールを敷き詰めています。ある程度文字が多くなることが予想されたので、あえて絵を帯に敷かず、カバーと帯をしっかり切り離すデザインとしました。
目次や扉など、本文付き物のデザインも担当。文字の配置を変えることでタワマンのヒエラルキーを表現するなど、工夫を凝らしています。