サラは銀の涙を探しに 橋本長道 (集英社) 装画はたえさん。 前作の文庫に続いて装幀を担当いたしました。 一目瞭然で将棋の話であることがわかることを前提に、構図案を検討。文庫との差別化を図るため、世界観の広がりの見える引きの構図で見せることを決定しました。 将棋盤の色味はグラデーションにしつつ、特色の金を使用。インクの質感がよく出るコート紙に刷ることも検討しましたが、雰囲気のいい風合いが出たヴァンヌーボが採用となりました。