装画は寺田克也さん。
押井さんが時事問題について持論を展開、という内容から、カバーに押井さんご本人に登場していただこう!というイメージが湧きました。インパクトのあるタイトルから想像を膨らませていくつか構図案を出した中から、六波羅蜜寺の空也上人像のイメージで、口から持論を吐き出す押井さんを描いていただくことに。寺田克也さんにポップでクールでかっこいい現代の空也上人像をお描きいただきました。
タイトルの書体としてスタンダードな明朝を選び、使用する色味も抑えることで、やわらかすぎずオピニオン本としての体裁を担保しました。
目次のレイアウトや本文フォーマットの作成も担当しております。別丁扉、本扉、目次へとタイトルが続いていくデザイン。本文はあまりきつく組みすぎず、エッセイぽくまとめています。
ジャンル|イラスト・ノンフィクション