装画は西塚emさん。
作品の内容・雰囲気を鑑み、和風かつ退廃的な雰囲気の絵を描けるイラストレーターさんを捜索。西塚emさんに妖しい満月の前に佇む主人公の男性二人をお描きいただきました。スタンダードな構図が強い印象を演出し、目を惹きます。竜胆が帯に隠れてしまうのが惜しかったため、帯にあしらわせていただきました。
タイトルは、テーマと文芸書らしさを意識して、古風で繊細な印象のある明朝を使用。月と竜胆を彷彿とさせる色味が上品です。