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経済小説などを好む中高生男性を主な読者ターゲットと想定。デザインのテイストをかつて装幀を担当した中路さんの作品『ロンドン狂瀾』にあえて寄せて、一貫性も意識。
岸信介を主人公にした小説であることを、いかに装幀で伝えるかが課題となりました。本人の顔写真を大きく使うとノンフィクション感が出ることから、メインビジュアルには描かれた時代の大きな出来事を写した写真を使い、岸の顔は小さく入れることに。写真の選定やレイアウトについて、編集さんと相当のやり取りを重ねた末にこの形にたどり着きました。
ラフグロス系の紙との比較の結果、パール系の紙「スノーフィールド」がカバーに採用に。これによって、歴史小説としての雰囲気が補強されたように感じます。
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