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あえて具象的なイメージを使わず、「狂う歌」という印象に見せたい、というオーダー。文字だけのデザインでまとめることを前提にデザインを検討する中、編集さんから「ちょっとラテンっぽい印象があります」というキーワードが。そこから着想を得て、蛍光ピンクの本にすることを決断。
ベースに使用したのはTOKAの「バッカスマゼンタ」というインク。ギラギラした印象の中に薄いイエローを敷くことで、マイルドさ・穏やかさもプラスしています。加工は、視認性のことも考えて敢えてマットPPを採用しました。(グロスPPだと光が乱反射して、タイトルが読みづらくなるため)
本表紙には蛍光ピンクの紙(レザック16)を採用して、どこまでもギラギラした1冊とすることを目指しました。
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