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オリンピックイヤーの2020年、オリンピックに関連したスポーツ小説を4ヶ月連続で刊行するプロジェクト・DOBA2020。残念ながらオリンピックは延期となってしまいましたが、『空の声』はプロジェクト第2弾として刊行されました。
実在した伝説のアナウンサー・和田信賢が主人公。アナウンサーという職業人が主人公となるスポーツ小説の装幀にふさわしいビジュアルを検討した結果、「マイクの前で話す男性」をメインとし、その背景に五輪らしいモチーフ(聖火)を描く、という方針に。聖火には、命のともしびのイメージも。実況の緊迫感とアナウンサーのプライドが感じられる素晴らしい装画を仕上げていただきました。
ちなみに印象的な空の青は、ゴトウさんが当時のヘルシンキの空を想像しながら色味を工夫してくださったそうです。
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