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「女の関ヶ原」をテーマに、ということで、女の象徴として美麗な扇をメインモチーフに。背後に広がる火の手、戦いとのアンバランスさが強調されました。
同様の理由で、テーマカラーはピンク。本表紙や見返しの用紙の色、別丁扉の文字色などに使用しました。戦国ものでは珍しいのではないかとおもいます。
装幀の雰囲気は、以前に装幀を担当させていただいた同じく岡田さん著の『賎ケ嶽』『信長の影』の印象を踏襲。タイトル・著者名のフォント、登場人物名や本文を抜き出して文字要素としてあしらったことなどが共通しています。シリーズものではありませんが、一種のフォーマットとして確立されています。
目次レイアウト、関ヶ原戦図の作成も担当いたしました。
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