ジャンル|文芸・イラスト・ミステリー・サスペンス・ホラー

雨月物語

円城塔・訳 (河出書房新社)

装画は岡村智晴さん。

江戸の上田秋成が超絶技巧を駆使した怪異奇談集の傑作を、現代の円城塔による史上最高の現代語訳でおくる。「菊花の約」他、全9編。

「古典新訳コレクション」の一冊。「雨」や「月」のイメージをカバービジュアルに、というオーダー。写真を使うことも検討しましたが、日本画家・岡村智晴さんが描かれた満月の絵をお借りすることに。
中央の月をしっかり見せるべく、タイトルは二行に割って左右に振り分ける形に。書体には、しっとりした明朝を採用しました。