ジャンル|写真/コラージュ・学術・人文

〈限界〉志向のロシア語と〈安定〉志向の日本語 アスペクト表現のロシア語・日本語対照研究

金子百合子 (ひつじ書房)

動作のどの部分を言語上で切り取るかを問うアスペクト。アスペクト的志向が異なるロシア語と日本語の表現の背後に潜むそれぞれの世界の見え方(言語的世界像)を対照的に明らかにする1冊。

ロシア語と日本語の対比に迫る1冊ということで、カバービジュアルにはマトリョーシカとこけしを採用。ひと目で「露日対照」ということがわかることを目指しました。帯がかからないためカバー下部に要素を配置しているところもポイント。
一方、デザインではポップさより研究書らしい落ち着きを重視しています。