「死」を前に書く、ということ 「生」の日ばかり 秋山駿 (講談社) 以前装幀を担当した『「生」の日ばかり』の続編となるエッセイ。著者の絶筆となりました。 抽象的で死のイメージがありつつも、暗くなったり深刻になったりはしないでほしい、遺作になるので風格がほしい、というオーダー。資材などを揃えることで、全体的な印象は前作の雰囲気を踏襲しました。 文学的な佇まいの一冊となりました。