写真はコハラタケルさん。
自分がなによりも欲しかったものはこの罪悪感だったのだと、ようやく気づいた。
近くにいても、触れ合っても、決してわかり合えない男と女。複雑で繊細な心のひだを描く、大人のための恋愛短編集。
「タイトルに寄せすぎない(しっとりしすぎない)装幀にしたい」というご希望を受け、ビジュアルを検討。作品の持つリアルさ、切なさ、繊細さを感じさせるコハラタケルさんのお写真をお借りすることに。
白場を多くすることで、軽やかな印象のデザインに。
目次や章扉などの本文デザインも担当。カバーのイメージを反映することで、一冊の中での統一感を。