うかれ十郎兵衛 吉森大祐 (講談社) 装画は村上豊さん。 東洲斎写楽、喜多川歌麿、曲亭馬琴……稀代の出版プロデューサー・蔦屋重三郎が世に送り出した戯作者や絵師たちの栄光と悲哀の人生を描く、連作短編集。 村上さんには表題作「うかれ十郎兵衛」をお読みいただき、風格となんともいえない味を兼ね備えた能面をお描きいただきました。 デザインは、原画の持ち味を最大限活かすべく、賑やかさ・力強さを意識する方向に。