この雨が上がる頃 大門剛明 (光文社) 装画は佐伯佳美さん。 雨の降るある一夜のさまざまな出来事を描いた短編集。 編集さん、佐伯さんとの三者打ち合わせの議題は、雨のシーンをどう表現するか。 佐伯さんにはたくさんのラフを出していただき、傘の花が咲くようなこちらのイメージが選ばれました。 デザインのことを見越してイラストを仕上げていただいたように感じます。 長いお付き合いの中で、機微を察してくださったのではないかとおもいます。