ジャンル|ミステリー・サスペンス・写真/コラージュ

そして誰かがいなくなる

下村敦史 (中央公論新社)

〝奇妙な建築物〞はロマンだろう?
覆面ミステリ作家が人里離れた場所に建てた洋館で開かれたお披露目パーティー。ところが、作家は尋常ならざる悲鳴を残して姿を消し、残された招待客たちは疑心暗鬼に陥る。果たして、作家の真の目的とは?

著者の下村先生が自邸を舞台にして書かれた本格ミステリということで、装幀にはずばりご自宅のお写真を使わせていただくことに。先生立ち会いの元写真撮影から弊社で担当し、カバーは元より表紙や見返しなどの装幀の各所や、本文中にもふんだんにお写真を使った一冊が完成。
カバーのお写真には、作中事件の起こる夜に合わせて雪の加工を施しました。帯は白い印象のカバーと対照的に黒地とし、店頭で目を惹くことを意識。
目次や扉など、本文付き物のレイアウトも担当。