その鏡は嘘をつく 薬丸岳 (講談社) エンタメ感を全面に押し出し、わかりやすい装幀にしたいというオーダー。タイトルにもあり、作中でも印象的な使われ方をする「鏡」をメインモチーフとして採用。絵が饒舌に語り過ぎないよう、あえてシンプルに「割れる鏡」を使って、見た人がさまざまな想像をできるような装幀に。 タイトル・著者名の見せ方も、とにかく強さを意識しました。