ひつじ研究叢書(文学編)16 農村青年の文学 昭和初期の農村アマチュア作家と宮沢賢治 牧千夏 (ひつじ書房) 農民文学および産業組合という観点から、1920-30年代に農村の人々が地域や個人を主体とした独自の文化を生んだことを明らかにする一冊。 宮沢賢治を中心とした当時の農村青年がどのような文学活動をしていたかを調査した一冊。装幀には、宮沢賢治らの写った植物園での写真を使ってほしいというオーダー。タイトルを大きく見せる案なども検討しましたが、研究書的な落ち着いたたたずまいのこちらの案が採用に。