ひつじ研究叢書(文学編)18 芥川龍之介における海外文学受容 旧蔵書越しに見える風景 澤西祐典 (ひつじ書房) 「あらゆるものを本の中に学んだ」とする芥川龍之介はどのような洋書を読み、どのように執筆に活かしていたのか。 日本近代文学館等に残された旧蔵書・洋書を手がかりに実証的に辿る。 芥川龍之介の残した洋書を調査した結果を元に書かれた研究所。芥川直筆の書き込みのあるページと、本に挟まれていた押し花の写真を使った装幀にしたい、というオーダー。静かで知的な佇まいのデザインに仕上げました。