どの家も、みんな、どこかが、ズレている……。
日常のあらゆるところに潜む「恐怖」を描いた、極上の恐怖小説集。
澤村先生のご意向で、文庫でも単行本の装幀を踏襲。文庫の版面に合わせてタイトルの並びを調整しています。
カバービジュアルは、表題作から着想を得て「日常がずれておかしくなっている」様子を表現したもの。「どこかにつながる」ものである窓の色を変えたのは、位相のズレをわかりやすく見せるため。
本文付き物のレイアウトも担当しています。こちらもズレ、そこはかとない気持ち悪さ・居心地の悪さを意識したデザインに。